広告・プロモーション支援
サンプル事例2
ファンの愛着を高める大人気商品のプロモーション企画立案のご支援
クライアント:大手飲料メーカー
マーケティング事業部
対象サービス:青春飲料カンピスドリンク
担当 :広告・プロモーション企画の立案~
クリエイティブの制作
※本事例はサンプルです。
実在の企業・団体・サービスとは関係ありません。
—背景—
クライアントは大手飲料メーカーのマーケティング事業部で、
本事例で取り扱う青春飲料カンピスドリンクは国民的に大人気な商品です。
しかし、すでに多くの人に愛されているからこそ、売り上げが伸び悩んでいる状態でした。
クライアントとしては、今後もカンピスの売り上げを大きく伸ばしていきたいという意向があったため、
プロモーション企画のご相談をいただきました。
カンピスは知らない人はいないほどの商品であるため、リーチ数を増やすためのプロモーションではなく、
ユーザーをファン化したり、ファンの人に深い愛着を持ってもらったりすることができるような、広告・プロモーション企画を検討しました。
最終的にはプロモーション企画の宣伝に用いる広告イラストレーションの制作も担当し、総合的なご支援を実現しました。
—広告・プロモーション企画の立案—
カンピスは1919年7月7日に発売が開始され、100年以上にわたって愛され続けてきた商品です。
その甘酸っぱい味と、これまでの青春をテーマとした広告宣伝により、中学生や高校生の間で根強い人気があります。
彼ら彼女らのカンピスへの愛着をますます深めていくためには、誰もが抱いている【カルピス=青春】というイメージを拡張し、
カンピスが青春に欠かせない大事な1ピースであるという思いを抱けるような企画を構想することにしました
それが【#カルピスで伝えよう】ハッシュタグキャンペーンです。
恋をしている中学生・高校生向けのキャンペーンで、
気になる人に青春の代名詞であるカンピスを渡し、気持ちを伝えてもらうというものです。
カンピスを贈る=一緒に青春がしたいという意思表示、と商品が持つ文脈を拡大していく試みです。
本企画では、カンピスを渡し想いを伝えた結果を、SNS(Instagram)でシェアしてもらうことで、
その文脈の認知度を広げていき、最終的にはバレンタインデーのチョコレートに代わるようなアイテムになることを目指します。
売り上げの拡大につながる例として
この企画をきっかけにカップルが誕生した場合には、カンピスが二人の特別な飲み物に代わり、
記念日をはじめとする大切なタイミングで選ばれることができます。
思いが叶わなかったとしても、カンピスはより甘酸っぱい失恋の思い出の味になり、
そのころを思い返すたびに飲みたいと感じてもらえるようになると考えられます。
このようにカンピスが中学生・高校生の青春を彩る飲み物となるようなキャンペーンを実施することで、
ブランド力を高め、愛される商品として売り上げを拡大していくことを目指します。
より詳細な内容は以下のご提案資料をご参照ください。
—キャンペーンの広告宣伝の実施—
#カンピスで伝えよう プロモーションキャンペーンを成功させるには、
多くの中学高校生にキャンペーンを認知してもらい、参加してもらう必要があります。
そのプロモーションキャンペーンの宣伝広告に用いるイラストレーションとして制作したものがこちらです
【ポイント】
キャンペーンのイメージをそのままダイレクトに描くことにしました。
企画を実施する6-7月頃にある文化祭の準備での出来事を描くことで、
ターゲットの共感を狙っています。
また、差し入れでカンピスを渡す女の子を主人公にしたのは、
中学生・高校生のキャンペーン参加への心理的障壁を下げることを目的にしています。
ターゲットの多くは、想いを伝えることに恥ずかしさや失敗する恐怖を感じているので、
たくさんの認知を獲得しても、参加者は限られてくるのではないかと想定できました。
そこで、差し入れという、「ただの差し入れ、そんな意図はなかった」と本心をはぐらかせるシチュエーションを選び、恥ずかしさ恐怖心からくる不参加率を減らすことを目指しています。
カンピスの広告・プロモーションはこれまで駅・電車などの交通系、テレビCMを中心に実施されてきました。
本企画のプロモーションも従来通りの方法で行います。
私のイラストレーションを用いた広告は、交通系、特に駅・電車での広告に使用されることになったため、
電車のフラッグ広告、駅のサインボードで使えるような横長のバージョンと、ポスターとして使える縦長のバージョンの2種類を
広告デザインに落とし込みました。
上記2種類の広告を活用し、プロモーションの盛り上げました。